Q.セミホットランナーのメリット・デメリットはなんですか?
セミホットランナーのメリットは、下記のとおりです。
- ホットランナーより安価
- 金型構造がシンプル
- 初期導入時はセミホットランナーと温度コントローラーのみで対応可能
セミホットランナーは、ホットランナーと比較して安価にもかかわらず、部分的にホットランナー化できます。また金型構造もシンプルなため、初期導入に必要な金額が、セミホットランナーと温度コントローラーで対応できます。
一方で、セミホットランナーのデメリットは下記の通りです。
- ランナーレスではないため、ランナーは発生してしまう
- 精度面はホットランナーに劣る
セミという名の通りで、セミホットランナーは完全なランナーレスではありません。ランナーがどうしても発生してしまうので、歩留まりという点ではホットランナーには劣ってしまいます。また精度面においても、ホットランナーの方がより高精度な成形をすることができます。
このようにセミホットランナーは、「ホットランナーまでは金型やイニシャルコストを掛けたくないが、少しでもランナー重量を減らしてランニングコストも抑えたい!」といった、導入メリットが限定的な環境になることが多いです。
当社では、お客様のご予算や生産スケジュールに合わせて、最適な射出成形金型の選定から設計・製作・成形までをワンストップ対応いたします。
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プラスチック成形
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