各種ユニット機器のOEMや、電子機器のEMSをグループ内でワンストップ対応いたします。日東電気グループは、OEM・EMSのベストパートナーです。

よくある質問

Q.なぜFRP製品はBCP対策で使用されることが多いのですか?

BCPとは事業継続計画(Business Continuity Planning)のことを指します。

FRP(繊維強化プラスチック)製品は、BCP(事業継続計画)対策として非常に有効な素材の一つといえます。また、それ以上に重要なのが、FRP製品の製造委託先やサプライヤー企業自体が、どれほどBCP体制を整えているかという点です。これら二つの視点は、企業の事業継続性を担保する上で非常に密接に関わっています。

1. FRP製品がBCP対策として有効な理由

FRPは、ガラス繊維やカーボン繊維などの強化材を樹脂と組み合わせた軽量高強度な複合材料です。この特性が、災害や緊急時に強みを発揮します。

特に以下の点がBCP対策として有効とされる理由です:

  • 軽量で高強度:地震やゲリラ豪雨、津波、洪水時に建築構造物や筐体への負荷を軽減します。
  • 耐腐食性・耐薬品性:災害後の環境(塩害、化学物質飛散など)でも性能を維持しやすく、再稼働が早期に可能です。
  • 設計自由度の高さ:機能と形状を統合でき、メンテナンス性も向上し、予備部品の共通化・標準化がしやすくなります。
  • 非導電性:停電時や雷災害のリスクがある通信・電力設備などで、安全性が確保できます。

たとえば、配電盤、制御ボックス、通信基地局の筐体、雨水排水路、耐震性を高めた橋梁部材や補修材など、幅広い分野で「万が一の事態に耐えうる素材」として採用が進んでいます。また、緊急用トイレや非常用のタンクなど災害時のライフラインとして必要な製品の材質として活用されています。

2. FRP製品メーカーに求められるBCP対応の重要性とチェックポイント

BCPとは単に自社の業務継続体制だけでなく、「外部供給網全体のリスクマネジメント」が求められる時代です。FRP製品の導入を検討する際には、製品自体の災害耐性に加え、その製品を誰から調達するか、災害時に納品が止まらないか、という“調達先のBCP”も極めて重要です。

以下に、FRP製品のサプライヤー選定において重視すべきBCP視点のポイントを挙げます:

■ サプライヤー選定時に確認すべきBCPチェック項目
  • 多拠点生産体制の有無:一極集中ではなく、地理的リスクを分散した生産・加工拠点を有しているか
  • 主要部材・金型・製品の在庫体制:納期の柔軟性、急な注文への対応余力があるか
  • 協力工場・外注先との連携体制:サプライチェーンの上流・下流とのBCP共有があるか
  • 情報共有体制:災害時やトラブル時に、速やかに状況を共有できる報告体制・連絡体制が整備されているか
  • 物流ルートの代替手段:自社配送網や複数ルートでの出荷対応が可能か
  • 事業継続の訓練や訓練実績:BCPが単なる「策定」にとどまらず、実際に演習・改善がされているか

特にFRP業界においては、原材料の一部が海外依存しているケースも多いため、「国内での安定供給体制があるかどうか」が製品選定時の評価ポイントになります。

よくある質問
一覧に戻る

資料ダウンロード

お気軽にご相談下さい

各種部品のOEMアセンブリや、
基板設計・実装を伴うEMS、
さらには設計代行を行う
ODMにも対応いたします。
「この製品、どこの企業なら生産できるのかな...」
とお困りの方は、
まずは一度ご相談ください。
当社から最適なソリューションを
ご提案いたします。

ご相談お問い合わせ 技術資料ダウンロード