冷却回路の適正化による不良率 10%⇒1% 改善
従来の更新型から自社手配金型に変更し、分割位置などの形状変更提案を実施しバリ取り工数の低減と、冷却回路を見直し適正化したことで、切削加工後の巣不良が改善され不良率も10%から1%に低減した技術提案事例です。
Before鋳抜き穴が多くバリ取りや巣不良による穴埋め作業に工数がかかってしまっている…
従来からお取引のあるお客様から農機具用のオイルパン部品のご相談を頂きました。
お客様は従来使用していた金型において、バリ取りや巣不良による穴埋め作業に工数がかかってしまっているというお困りがございました。
本製品の特徴としては、300 x 400 x100と比較的サイズが大きく、鋳抜き穴数が多い点が挙げられます。
鋳抜き穴数が多いと、製品設計時に離型抵抗による変形や抜く順番などの点に注意する必要があるため、難易度が上がってしまいます。
Solution従来の更新型から自社手配金型に変更し、形状変更と冷却回路の最適化を提案!
そこで当社では、従来の更新型から自社手配金型に変更し、分割位置などの形状変更+冷却回路の最適化を提案いたしました。当社では、お客様の金型や設計の改善提案も可能です。
After冷却回路の適正化による不良率 10%⇒1% 改善を実現!工数削減、不良率低減につながるご提案はお任せください!
分割位置などの形状変更提案を実施したことでバリ取り工数の低減も実現いたしました。 また、冷却回路を見直し適正化したことで、切削加工後の巣不良(穴うめ作業)が改善され不良率も10%から1%に低減しております。
本事例のように、サイズの大きい部品でお困り事をお抱えのお客様はおられませんでしょうか。 当社であれば、お客様の金型や設計の改善提案も可能です。
工数削減、不良率低減につながるご提案を実施させていただきますので、OEM・EMSパートナーズ.comまでお気軽にご相談ください。