ポンプケース（厚肉）

従来からお取引のあるお客様から、油圧ポンプ用のポンプケース部品のご相談を頂きました。

肉厚が10mm以上もある、厚肉品の部類に該当する部品でした。

本事例は薄肉部7mm、厚肉部10mmと差がなかったため、技術的にはそこまで難しい部品ではありませんでしたが、 差が大きい場合は、凝固時間・凝固収縮スピードが異なることからヒケ巣発生リスクが高くなるなど注意が必要です。

また、一つの金型で組替部品の交換により、11種類（11図番）の製品を製造するため、 金型設計・製造の高い技術力とノウハウも必要なご相談でした。

従来の生産業者様が廃業されたことで、同様の難しい対応が可能という事で、当社にお声かけを頂きました。 製作時、ヒケ割れや、カジリ不良を抑える条件を確立させることが非常に難しかったのですが 過去の豊富な製造実績によるノウハウで、お客様のご要望をクリアしつつ、安定した生産が可能な条件を算出しております。

本事例のように、生産条件の設定が難しい厚肉品の製造でお困りごとをお抱えのお客様はおられませんでしょうか。 薄肉品から厚肉品まで、豊富な実績を持つ当社であればお客様に最適なご提案が可能です。

品質安定、コストダウンにつながるご提案をさせて頂きますので、OEM・EMSパートナーズ.comまでお気軽にご相談ください。