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よくある質問

Q.エンジニアリングプラスチックとはどのような樹脂ですか?

エンジニアリングプラスチック(エンプラ)は、汎用プラスチックと比較して耐熱性や機械的な強度に優れた特性を持つプラスチックの総称です。この分類には明確な定義はありませんが、耐熱性が100℃以上、強度が49-50MPa以上、曲げ弾性率が2.4GPa以上の樹脂がエンプラと呼ばれています。

一般的なプラスチックは使用可能温度の上限が80℃であるのに対し、エンプラは約80℃~150℃と広い使用温度範囲が特徴です。また、熱可塑性樹脂であり、射出成形や成型加工が可能であることから、高機能性や耐久性が求められる自動車業界や電気・電子部品、建材などに使用されています。

エンプラは1930年代から開発が始まり、1960年代の工業生産の発達と大量生産のニーズに対応する背景があり、金属に比べて安価かつ加工しやすい材料として注目されました。さらにこの時期は石油コンビナートの建設が相次ぎ、エンプラの需要が拡大しました。エンプラは金属の代替素材として使用される一方で、その耐熱性や機械的な強度の点で金属とプラスチックの中間的な存在と言えます。

エンプラは高機能性や耐久性、安全性が求められる自動車業界を中心に、電気・電子部品、建材などの基幹部品として使用されます。生活用品にも広く採用され、その特性から、様々な業界において利用されています。

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