Q.センタレス研削における真円度不良の原因は何が考えられますか?
形状によりますが、一般的な棒形状の場合はあまり真円度不良は発生しません。一方で、段付き形状や溝付き形状のような特殊な場合には、真円度不良が発生するケースもあります。その原因としては、センタレス研削加工の前後にあたる入口と出口において、特殊な形状ゆえにバランスが崩れてしまい、製品が暴れることが大きく影響すると考えられます。
当社ではセンタレス研削加工の真円度不良の対策として、このような特殊形状の場合は一部カラーをつけることで、一体の棒形状のようにすることで暴れ防止対策をとっております。
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