OEM・EMSパートナーズ.comの
「FRP」
国内有数の大型浄化槽 製作工場
現在、大型浄化槽の製作に対応しているメーカーは国内で数社しか御座いません。当社は茨城県/磯原において45,105㎡の敷地面積に工場があり、大型水処理プラント用φ2500管体自動積載機を導入しているため、長さ:11m(MAX)にも対応しております。年間でも相当数の浄化槽の製作を行っており、浄化槽に関して豊富なノウハウを有しているため、お客様のご要望に沿っての型の設計・製作が実現可能です。
意匠性の高いゲルコート対応
当社では自動車業界・医療業界など向けに意匠性の高いゲルコート製品も多くの製作実績が御座います。また、意匠性だけでなく、ゲルコートは紫外線や大気中の酸素、湿気などの要因からFRPを保護する役割もあり、当社製品は高いご評価をいただいております。
ハンドレイアップ製法による高品質
当社の製法はハンドレイアップ製法となっており、小ロットでの生産や特殊な形状・難度の高い形状の製品の適した手法となります。 当社では数多くあるハンドレイアップ製法の実績や技術を社内の研修等を定期的に行うことで、高い技術力を提供しております。
ハンドレイアップ・スプレーアップ・RTMの3工法での対応
当社では、ハンドレイアップ、スプレーアップ、RTMの3つの工法を駆使し、お客様のニーズに合わせた高品質なFRP製品を製造しています。それぞれの工法の特徴を活かし、複雑な形状から大型製品、高精度な製品まで、幅広く対応可能です。FRP製品の製造でお困りの方はお気軽にご相談ください。
「FRP」
のパートナーサービス
OEM・EMSの基礎知識
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L-RTM成形とは?製法からメリット・デメリットまで徹底解説!
L-RTM成形についてご紹介します。L-RTM成形は、他のFRP成形法と比較して、高品質、高効率、環境負荷の低減といった多くの利点を持つことから、自動車、航空宇宙、建設機械や農業機械などの各産業業機械...- FRP
2024年11月12日
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ゲルコート塗装とは?
こちらではFRP製品によく使用されるゲルコート塗装についてご紹介致します。 ゲルコート塗装は、繊維強化プラスチック(FRP)製品の表面を保護し、美観を向上させるための高性能な樹脂コーティング技術です。...- FRP
2024年8月6日
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ハンドレイアップとスプレイアップとは
FRP製作ではその用途において、形成方法が異なります。今回は、FRP製作の形成方法であるハンドレイアップとスプレイアップについてのご説明、そして実際に当社で製作した事例まで、まとめてご紹介いたします。...- FRP
2023年9月25日
「FRP」
に関するよくある質問
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耐食性の強いタンクの制作は可能ですか?
はい、可能です。
お客様のご要望の耐食性タンクにつきまして、当社では高度な技術を駆使し、製作が可能です。
FRPタンクは、軽量かつ高強度であることに加え、樹脂の種類を選択することで、多様な薬液への耐食性を持たせることができます。特に、ビニルエステル樹脂 は、耐酸性、耐アルカリ性に優れており、酸、アルカリ、塩素系溶剤など、幅広い薬液貯蔵タンクに適しています。
当社では、これまでにも様々な用途のビニルエステル樹脂製タンクを製作してまいりました。一例として、下記のような実績がございます。
・化学プラント向け薬液貯蔵タンク:硫酸、塩酸、苛性ソーダなど
・食品工場向け貯蔵タンク:醤油、酒、果汁など
・排水処理施設向け貯蔵タンク:処理水、薬液など
また、当社では、タンクのライニングにも対応しております。既存の鋼製タンクやコンクリートタンクの内面にFRPライニングを施すことで、耐食性を大幅に向上させることが可能です。
ライニングに用いる樹脂としては、ビニルエステル樹脂のほか、エポキシ樹脂、フタル酸樹脂 など、用途や薬液の種類に応じて最適なものを選定いたします。
また、ガラス繊維の種類や積層方法、硬化剤の種類なども、ご要望の性能や使用環境に合わせて製作いたします。
耐食性タンクの製作に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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2mクラスの大型FRP製品を成形することは可能ですか?
はい、可能です。2mクラスの大型FRP製品の成形につきまして、当社では広大な工場と熟練の技術を駆使し、製作が可能です。
当社の工場は、敷地面積が45,000㎡と広大で、大型製品の成形に適した環境を備えています。大型サイズの型を保有しており、2mクラスはもちろん、それ以上のサイズにも対応可能です。またベトナムにも工場を保有しており、大型サイズのロット生産対応できる拠点もございます。
また、長年の経験を持つ熟練の技術者が、ハンドレイアップ、スプレーアップ、RTMなど、様々な成形方法を駆使し、高品質な大型FRP製品を製造いたします。
これまでにも、船舶、輸送機器、プラント設備など、様々な分野の大型FRP製品を製造してきた実績が多数ございます。
大型FRP製品の成形に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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なぜFRP製品はBCP対策で使用されることが多いのですか?
BCPとは事業継続計画(Business Continuity Planning)のことを指します。地震やゲリラ豪雨などが増えてきている昨今では、企業や団体は活動を存続するために重要な概念です。FRP製品は軽量性や高強度、耐腐食性などの特性から下水道などの水回りに利用されているので、緊急用トイレや非常用のタンクなど災害時のライフラインとして必要な製品の材質として活用されています。
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FRP樹脂製品はどのような用途で使用されますか?
FRPの特徴は、軽量かつ高強度、耐腐食性、電気絶縁性にあります。また、複雑な形状の製品にも対応できることから様々な用途で使用されています。交通分野ではバンパーやボディなどの車両部品、鉄道車両の天井パネルや船舶の船体などに利用されています。建設・インフラ分野では下水道管や薬品タンクなどの耐腐食性が必要な水回りであったり、窓枠など建材にも使われています。絶縁性を持っていることから電気・電子分野で配電盤やアンテナなどにも活用されています。
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L-RTM成形とRTM成形の違いを教えてください。
RTM成形のRTMはResin Transfer Moldingの略です。一方でL-RTM成形はLight Resin Transfer Moldingの略です。これは繊維強化材料をオスとメス一体になっている型に配置し、密閉させ樹脂を流し込み成形します。
RTM成形は樹脂を高圧で流入させる手法ですが、L-RTM成形は低圧で行います。L-RTM成形のLはこの低圧(Light)に由来します。RTM成形という高圧の手法では設備が高額になるため量産に向いています。大型・複雑な形状の製品に向いており航空機や自動車、風力発電のブレードなどに適しています。対してL-RTMは少量生産や中量生産に適しており小型の製品に向いているといわれています。
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廃材のリサイクル事例などはありますか?
浄化槽製造時に発生する廃棄物から、ジャンピングボードを製作しております。 ジャンピングボードとは、主に縄跳びの練習に使用できるジャンプの補助用品になります。
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浄化槽ではなく、タンクを製作することは可能ですか?
当社では、φ2500、φ2250、φ2050、φ2000の筒形のタンクを製作することが可能です。
用途に合わせた材料を使用することで、ケミカルタンクや貯水タンクを製作することができます。是非ご相談ください。
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他社のメンテナンスは行っていますか?
弊社ではメンテナンス業務は受けておりません。
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ゲルコートのメリットは?
ゲルコートはFRPの表面を平滑にするためのコーティング層で、意匠性や機能性を付与します。主に外装製品にはゲルコートを施しますが、対候性、耐水性、耐熱性、など、用途に応じて適切なゲルコートを選ぶことができます。
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FRPの原材料はなんですか?
FRPとは繊維強化プラスチックの略称で、主にガラス繊維や炭素繊維を樹脂(不飽和ポリエステル、エポキシ、ビニルエステル等)と組み合わせた複合材料になります。
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浄化槽の対応サイズを教えてください
当社ではφ2500、2250、2050、2000のサイズの浄化槽を最大11m程度までのサイズで製作可能です。
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FRPのメリットはなんですか?
金属に比べて軽量で、強度があり、耐食性に優れています。また製造コストも金属に比べて低く、イニシャルコストが抑えられます。