自動開閉器

こちらは電力メーカー向けの柱上設置して使用する自動開閉器のOEM組立事例です。

送電線に異常が発生する事故等が発生した場合に、制禦電源電圧の有無を判断し、事故区間を分離して送電を停止させたり復旧させたりする役割を持つのが、こちらの自動開閉器です。一方で健全区間に対しては、万が一事故が発生しても影響を最小限に食い止めて安定的に電力を供給するために、区分分離を行う役割も同時に持っています。

こちらの自動開閉器は、基本的に配電線の亘長（こうちょう：電線を敷設する際の2点間距離）が 2km以下の配電線分離地点に対して、電力メーカーが取り付ける基準となっています。そのため生産もデイリーの日単位で実施しております。

高電圧機器の対応として、当社では社内で65,000ボルトの耐電圧試験も実施しております。写真にあるように、取り付け部品・ネジ等も1台分づつ組立時に材料BOXに準備して、1台完成毎に材料を使い切るようにすることで、取り付け忘れなどのポカミス防止を図っております。また、1台毎のトレーサビリティが追えるように、チェックシートを活用したOEM生産を実施しております。

高電圧機器のOEM生産のことも、ぜひ当社にご相談ください。