Q.基板のアートワーク設計におけるポイントはなんですか?
一口に、基板設計と言っても、回路図を見てつなげていくだけでも、基板の形にはなってしまいます。しかし、単純な回路以外では、基板設計のノウハウがないと、基板を作ってしまった後、不具合が発覚してしまう場合が考えられます。これを未然に防ぐには、経験とスキルが最も重要です。
例えば、何十アンペアの電流が流れ何百ボルトの電圧がかかる回路の場合、パターン幅、パターン同士との間隔を考慮しないと、誤動作を起こしたり、電子部品が破壊されたりします。そのためにも、回路図・部品表・ネットリスト・製品設計コンセプトとなる仕様書が必要となります。
基板設計は電子機器の主要部品となる、電子回路を構成しているプリント基板を設計することを指します。電子回路に利用する電子部品を実装する場所を決め、それぞれの電子部品を配線するためのアートワークを作成します。基板を製作するには回路図を作り、それを元に基板設計をして、初めてプリント基板が製作されます。
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