レジンコンクリート

レジンコンクリートは、一般的なセメントベースのコンクリートとは異なり、エポキシ樹脂やポリウレタン樹脂などの特殊な樹脂をバインダーとして使用したコンクリートの一種です。熱可塑性樹脂に砂利等を混ぜることで、コンクリート替わりに使用されており、その特殊な樹脂によって高い強度と耐久性を持つことが特徴です。
レジンコンクリートは、以下のような特性を持っています:

• 強度と硬度：レジンコンクリートは、セメントベースのコンクリートよりも高い強度と硬度を持ちます。これにより、より耐久性の高い材料として使用されることがあります。
• 耐久性と耐蝕性：レジンコンクリートは、化学物質や溶剤、熱、摩耗に対して高い耐久性を持ちます。また、酸やアルカリなどの腐食物質にも耐性があり、長期間にわたって優れた性能を維持することができます。
• 柔軟性と耐衝撃性： レジンコンクリートは、一般的なコンクリートよりも柔軟性があり、耐衝撃性に優れています。これにより、振動や衝撃が発生する環境や、地震が多い地域の構造物に使用されることがあります。
• 視覚的な魅力： レジンコンクリートは、独特の光沢や透明性を持つことができます。さまざまな色やデザインの選択肢があり、美しい仕上げ面を実現することができます。

またレジンコンクリートは、コンクリートよりも若干軽く、マンホール下の点検口周辺の壁等、様々な箇所で使用されています。

レジンコンクリートの特性は、樹脂や砂利などの配合バランスによって決まりますが、当社では様々なレジンコンクリート製品の製作にも対応しております。