SSW(同期攪拌接合)
SSW(Synchronized Stir Welding、同期攪拌接合)とは、従来のFSW(摩擦攪拌接合)を進化させた新しい接合技術です。FSW専用機や複合機を必要とせず、既存のマシニングセンタやNCフライス盤に装着できるツールホルダーを活用することで、高速・高強度・低温での接合が可能となります。
SSWの特長は主に下記のとおりです。
・高速接合: FSWと比較して約2倍の速度で接合可能。
・高強度接合: 継手効率95%を実現し、母材に近い強度を確保。
・低温接合: 約150℃でも良質な接合が可能で、FSWよりも低い温度での接合が実現。
SSWは、ツールの回転方向と垂直方向に微小な振動を加え、材料が攪拌される最適な方向・速度に同期させることで、均一な塑性流動を実現します。これにより、従来のFSWと比較して、ショルダー径を小さく抑えられ、また過度な摩擦熱を抑制することができます。さらにSSWでは、被材料への押し圧力による変形を軽減することもできます。
SSWは、EV自動車産業や航空・宇宙産業など、精度と強度が求められる分野で活用されています。SSWの導入により、設備コストの削減や接合プロセスの効率化が可能となります。
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