厚肉成形
厚肉成形(あつにくせいけい)とは、一般的なプラスチック製品に比べて壁面や構造部の肉厚が著しく厚い(数ミリ〜十数ミリメートル以上)プラスチック成形品を、射出成形によって安定して製造する技術のことです。プラスチック(樹脂)は加熱されて溶けた状態から冷え固まる際に、体積が収縮するという強い物理的特性を持っています。製品が厚肉であればあるほど、内部と表面の冷却スピードに時間差が生じるため、表面が凹んでしまう「ヒケ」や、製品の内部に空洞(気泡)が残ってしまう「ボイド」と呼ばれる重大な成形不良が極めて発生しやすくなります。これらを防ぐための厚肉成形技術としては、溶融樹脂を金型内に充填した後に通常よりも高い圧力を持続的にかけ続ける「保圧条件の最適化」や、金型内部の冷却水路の配置を工夫して均一に熱を奪う金型設計技術、樹脂の固化を待つためのシビアな冷却時間のコントロールなどが不可欠となり、成形オペレーターの高度な経験則が試される難度の高い成形領域です。
日東電気グループでは、産業機械用部品などで要求される「ポンプケース(厚肉)」をはじめとする、高い気密性と強度が求められる高難度な厚肉プラスチック成形において豊富な製造ノウハウを有しております。
金型設計の段階から熱解析や流動解析を徹底して行い、製品内部にボイドやヒケが発生しない最適な成形条件を導き出すことで、金属代替にも耐えうる頑強で高品質な厚肉成形品を供給しています。
A〜Zの用語
- ABS樹脂
- AC44300
- ADC1
- ADC12
- BGA実装
- CSP搭載
- CEM-3
- COB実装
- DIP
- EOL(生産中止)
- EMCシミュレーション
- EMS
- FMEA
- FR-4
- FRP
- GNDガード
- GND
- IMT
- JQA(日本品質機構)
- L-RTM
- MSL規格
- ODM
- PIシミュレーション
- PC樹脂
- PP樹脂
- PCB
- PWB
- SIシミュレーション
- S-JET認証
- SMT
あ行の用語
- アンギュラピン
- 厚肉成形
- アウトサート成形
- アキシャルインサーター
- アセンブリ
- 厚銅基板
- アニール処理
- アルミ基板
- アルミダイカスト
- インピーダンス
- インピーダンスコントロール(インピーダンス制御)
- イソ系樹脂
- 鋳抜き穴
- 鋳肌
- 鋳ばり
- 鋳ばり(鋳造バリ)
- 医療機器製造業登録
- インサーキットテスター
- インサート成形
- インバーターケース
- インレットパイプ
- ウエルドライン
- 裏面はんだ
- エンプラ成形
- 押出成形
- オルソ系樹脂
か行の用語
- ガーバーデータ
- ガーバーデータ
- 回路図設計
- ガス巣
- 型締力
- 紙エポキシ基板
- 紙フェノール基板
- ガラスエポキシ基板
- ガラスコンポジット基板
- 環境マネジメントシステム(EMS)
- 含侵加工
- 機械実装
- 基板アートワーク
- 基板設計
- 基板実装
- 気密部品
- キャビ取られ
- キャブレータ
- クロストーク
- 系統連系保護装置等認証
- ゲルコート
- 高密度実装
- 高速信号基板
- コールドシャット
- 個別溶解炉
- 混載実装
さ行の用語
- 差動信号
- 信号品質
- ジャンプVカット
- 仕上げ工程
- 仕上げ代
- 自動はんだ槽
- 射出成形のサイクルタイム
- 浄化槽
- シルク印刷
- スイッチング電流
- スクイズ併用ダイカスト
- スケールメリット
- スプレイアップ
- 3Dプリンター(3D Printing)
- スリーブ
- スロットルチャンバ
- セミホットランナー
- 積層
- セラミック基板
- センサー基盤
- 挿入実装
- ソルダーレジスト
た行の用語
- 多点ゲート
- ダイカスト
- ダイカスト鋳造
- 第三者認証制度
- 多層基板
- 縮み代
- 鋳巣
- 超音波溶着
- 電波法技術基準適合(技適マーク)
- デカップリングコンデンサ
- 電源品質
- 伝送線路
- テフロン基板
- 電源基盤
- 電子制御スロットル
- 特性インピーダンス
- SSW(同期攪拌接合)
な行の用語
は行の用語
- パッド・オン・ビア
- ハーネス加工
- パターン設計
- ハンドレイアップ
- ヒケ
- ビニルエステル樹脂
- 表面実装
- 不要輻射
- フローマーク
- ファウンドリ
- ファブレス
- ファンクション検査
- ブランジャー
- プリント基板
- フレキシブル基板
- フレキシブル基板
- フローはんだ槽
- ブローホール
- ベアチップ実装
- 放射電界
- ホットランナー
- ポッティング処理
- ポリエステル樹脂